最近、厚底の流行に圧されている薄底シューズですが、薄底シューズの利点・注意点をお伝えしていきます。薄底シューズは人によって向き不向きがありますので、ご自身の体調と相談しながら選択肢の一つとしてお選びください。サブ4にもう一息のランナーはサブ4達成の足掛かりになるかもしれません。

薄底シューズの利点とは?
薄底シューズの利点とは何でしょうか?
それは高反発性と軽量性です。薄底シューズはソールが薄いため、地面からの衝撃をダイレクトにうけやすく、着地したときのキックバックが大きくなります。そのため推進力が得やすくなりランニングスピードが上がります。また軽量であることから、ランニング時の足の取り回しが楽になり、ピッチを上げやすくなります。薄底/軽量シューズの定義について筆者の独断と偏見で表にまとめました。
| 特性 | 薄底シューズ | 一般シューズ | 厚底シューズ |
| ソールの厚さ | 10~20mm | 20~40mm | 30~40mm |
| クッション性 | × | 〇 | △~〇 |
| 重量 | 100~200g | 250~400g | 200~350g |
いきなり薄底シューズで大会に出るのは避けた方がいい?
このように薄底シューズの利点ばかりを記載しましたが、大会当日に薄底シューズでデビューするのは禁物です。普段クッション性のあるシューズで練習しているランナーが、いきなり大会当日に履くのは避けた方が良いと思います。理由は薄底シューズの場合、地面からの衝撃が大きくなり、その衝撃に対して体が順応できないことが挙げられます。筆者の場合も、走り始めの頃、クッション性の高いシューズからいきなり薄底シューズへ切り替えて、すぐに足首、膝そして最後は首まで痛くなりました。ランニング開始の頃はかかと着地が筆者の癖だったようで衝撃を受け易い走りをしていたようです。
ベアフットシューズで10km難なく走れれば…
ベアフットシューズとは「裸足、素足」という意味であり、極限まで靴底を薄くし、地面を感覚を足裏で感じられるシューズです。一般的なランニングシューズはクッションがあることで衝撃から足を守ってくれたり、スムーズな走りが可能となるように作られています。一方、ベアフットシューズは、そういった機能を全て削り落とし、人間の身体本来のバランスと力を引き出すために設計されています。筆者の場合もベアフットシューズでトレーニングを積むことで、自ずと衝撃の少ない走り方に改善されていくとともに、適正な筋骨格が形成されていきます。筆者の場合、ベアフットシューズで芝生やトレイル道から走り始め、慣れてきたらアスファルト上で10kmを難なく走り続けられるようになりました。

薄底シューズでサブ4を達成してみよう!
ベアフットシューズで10kmを難なく走れるようになったら、薄底シューズで大会に出てみましょう。シューズが軽いので、レース序盤スピードが出てしまいがちですが、うまくコントロールしてサブ4を是非とも達成しましよう!

まとめ
以上、薄底シューズに関する利点・注意点をお話ししました。『サブ4達成に向け薄底シューズはありか?』の問いに対し答えはズバリありだと思います。但しベアフットシューズ等でしっかりとトレーニングを積んでから望みましょう。世間では厚底シューズが流行している中、敢えて薄底シューズにトライしてみてはいかがでしょうか。


